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俺の国の10番を見ろ!! スポーツを強くするのは観客である説

最近は仕事に関するネタが多かったので、
今回はちょっと違う方向での記事を書いてみたいと思います。

私はいろんなスポーツが大好きですが、
そのチーム、代表選手が強くなるには観客の力が必要不可欠、
と思っています。

それについて今回は書かせていただきます。

それではいってみましょう。

  1. Jリーグに見る応援のしづらさ
  2. 欧米の応援スタイル その1 NBA
  3. 欧米の応援スタイル その2 サッカー オーストラリア代表
  4. 欧米の応援スタイル その3 サッカー メキシコ代表

Jリーグに見る応援のしづらさ

私はサッカーが好きなのでよくスタジアムに見に行きます。

私の場合、大声で応援せずにじっと見ているだけです。
友達と行っても何も話さず、じっと見ています😆

あまりサッカーのことを好きでない友人から聞いた話なのですが、
Jリーグのスタジアム観戦はなんか行きにくいそうです。

それはなぜかと言うと、ゴール裏の熱狂的サポーターとそれ以外の冷静な観客との間に
熱量の差があり過ぎるからだそうです。
ゴール裏の人以外は応援してはいけないような雰囲気を感じるらしいんですね。

確かにJリーグの応援はゴール裏だけが盛り上がっていて、
彼らと同じ熱量の人たち以外はあそこにいてはいけないような疎外感を私も感じたことがあります。
彼ら自身もゴール裏に座ることによって大きな声を出す権利を得ているかのように
感じたこともあります。

最近はだいぶ各チームの応援スタイルが定着してきたからか、
昔ほどそういう感じもなくなってきたように思いますが、
以前は友人がスタジアムに行きたくないと感じた理由もよく理解できる、
そんな雰囲気がありました。

日本人はシャイですし、目立つことをあまり好みませんよね。
私自身もだまって試合を見ているくらいですし、
別にそれが悪いことだと言うつもりもまったくありません。
自分の好きなスタイルで見ればいいんです。

ただ、自分の応援しているチームや国の代表チームが本当に強くするためには
観客の力が大いに影響する、という風に私は考えています。

欧米の応援スタイル その1 NBA

今からもう20年くらい前のことですが、
私はアメリカでNBAの試合を見たことがあります。

アメリカに住んでいる知り合いが結婚式を挙げるということで、
その式に参加するためにアメリカに行きました。

スポーツ好きな私はアメリカに行くなら絶対に何かスポーツが見たい、
と思っていました。

本当はメジャーリーグの試合が見たかったのですが、
私が滞在していた都市、オレゴン州のポートランドというところですが、
そこにはメジャーのチームが存在していませんでした。

ですがポートランドにはトレイル・ブレイザーズというNBAのチームがあったので、
知り合いにチケットを取ってもらい、試合を見に行くことにしました。
相手は確か、フェニックス・サンズだったと記憶していますが、
忘れてしまいました😅

試合を見に行って驚いたのが、観客の熱狂ぶり。
試合のことはほとんど覚えていませんが、観客の熱狂ぶりは今でも覚えています。

プレーがどうのというマニアックな見方をするというよりは、
もう試合そのものを楽しんでいるという感じなんですね。
たぶん、彼らにとっては目の前の試合がバスケットでも野球でも
楽しめさえすればなんでもいいんじゃないかなと思います。

さすがにそれは言い過ぎかもしれませんが😋
そう思った理由の一つが、ハーフタイムのショーです。
子供に目隠しをしてセンターサークルからゴールまで歩いていけるかという、
なんともくだらない(ごめんなさい🙇)出し物だったんですが、
それを見て観客たちは大喜び!!

案の定子供はまっすぐに歩けずにゴールからそれて行ってしまうのですが、
それを見た観客たちはやんややんやの大歓声。
耳をつんざくという表現がありますが、まさにこれのことでしょう。
試合中の熱狂よりもそのくだらない(たびたびごめんなさい🙇)出し物の方が
大きな歓声だったのは間違いありません。

曲が流れればみんなで合唱するし、
スクリーンには狂ったように踊っているおばさんが映し出されたりしています。

本当にみんながバスケットという試合を楽しんでいるんだなあ、
と強く感じました。

日本のサッカーや野球の場合、休憩時間に小さい子供たちがチアダンスを披露したりしますが、
ほとんどの観客は見ていませんよね。
もし、NBAの時の目隠しをした子供に向けられた歓声がチアの子供たちに向けられるとすれば、
ダンスをしている女の子達にとってもハーフタイムの場が
きっと夢と憧れの舞台になるんだと思います。

そういう場を作ってあげられていないということは、
なんとも惜しいことだなあと思ってしまいます。

欧米の応援スタイル その2 サッカーオーストラリア代表

2つ目はサッカーのメキシコ代表の試合ですね。

前の記事でドイツに設備を買いに行ったということを書きました。
良ければ、そちらも読んでみてください。

日本と他国の仕事を比較 博士が普通に会社員をしている国今回は日本と他国の仕事の比較をしてみたいと思います。 私のそれほど多くない経験上の話なのでそれは違うと思われる方もいるかもしれませ...

その時にちょうどサッカーのワールドカップ ドイツ大会があったんですね。
はい、ちょうどと言いましたが、正直それに合わせて日程調整をしたというのもあります😅

設備メーカーの人に頼んでなんとかしてチケットを取ってほしいとお願いしていました。
もちろん、狙うは日本代表の試合でしたが、そんなにうまくは取れません。
結局、取れたのは取れたのですが、メキシコ対イランという日本人からしてみたら
なんとも微妙なカードのチケットしか取れませんでした。

一時は見に行くことすらやめようかと思いましたが、
せっかく取れたんだから見に行こうよということになり、
渋々見に行くことにしました。
今から考えると贅沢な話ですよね。

ドイツワールドカップの開幕戦はドイツのホテルで迎えました。
私が滞在していたのはミュンヘンだったのですが、
開幕戦はミュンヘンのアリアンツ・アレナ・スタジアムで開催されました。

開幕戦がすぐそこで開催されているのにテレビでしか見れない悲しみはありましたが、
地下にあったバーでドイツ人と一緒に開幕戦を見れたのは良い思い出です。

日本代表に試合もドイツで見ました。
これももちろん生観戦ではないのですが、
パブリックビューイングがミュンヘンオリンピックのスタジアムであるということで、
私たちもそこで見ることにしました。

日本人もけっこう来ていましたが、対戦国であるオーストラリア人は
もっといっぱい来ていたと思います。

試合は日本が先制しましたが、そこから先はどんどんオーストラリアのペースになっていきます。
そして同点に追いつかれると、立て続けに3ゴールを奪われて完敗。
試合が終わった後は何も話したくないくらいに落ち込んだことを思い出します。

なぜそんなにまで落ち込んだのかというと、
ゴールが決まった時のオーストラリア人の喜び方が凄かったからです。

同点に追いついた時にもすでに大声で叫んでいましたが、
追加点が入るたびにそこらじゅうを走り回って喜びを表現するんですね。
持っていたジュースをシャンパン代わりにまき散らすし、
本当に心から喜んでいました。

試合の内容もがっかりする内容ではありましたが、
それに追い打ちをかけるように彼らの喜びを見て心を打ち砕かれました。

きっとですが、自分が選手だったとしたら、
相手チームがゴールした時に観客があの勢いで喜んでいたら
気持ちを萎えさせられると思います。

まあ、プロですからそんなことはないのかもしれませんが、
プロと言っても人間ですから、影響は受けると思います。

それくらい、応援という物には力があるということです。

欧米の応援スタイル その3 サッカー メキシコ代表

日本代表の敗戦には本当にがっかりさせられました。

その後にみんなで夕食を食べに行ったのですが、
まあ、話の盛り上がらないこと😁

そんな感情のまま翌日には生の観戦です。

大して興味のあるカードでもないし、日本はボロボロだし、
ということで気分はあまり乗らなかったのですが、
ミュンヘンからニュルンベルクに向かう車窓からの風景には癒されましたね😊

ニュルンベルクに着いて、そのまま会場に入りました。
行くまではそれほど乗り気ではなかったのですが、
なんといってもワールドカップの会場ですからワクワクしました。

試合開始が近づくにつれてスタジアムに観客が集まりだし、
選手入場の時にはもう凄まじい大歓声。
NBAの時もすごかったですが、ワールドカップの歓声はもっとすごかったですね。
一緒に行った人が隣にいましたが、その人と話すことも難しいくらいの歓声でした。
耳をつんざく その2、といった感じです。

私が見ていたエリアの周囲にはメキシコ人が多かったのですが、
その中でもとびっきり陽気なおじさんが私たちに話しかけてきました。

おじさん : お前らはどこから来たんだ?
私 : 日本からだよ
おじさん : 俺の国の選手を知ってるか?
私 : ごめん、あまりよく知らないんだ
おじさん : だったら俺の国の10番を見ろ。あいつは本当にすごい。
ドリブルもシュートも本当にすごい。だからあいつを見ろ。
あいつは俺たちのヒーローなんだ!!!

・・・と言ったかどうかはわかりませんが😅
とにかく自分の国の10番の選手がすごいと言うことを真剣な表情で
何度も何度も言ってくるんです。

すげー、これがラテンのノリかあ、と思ったものですが、
ああいう歓声の中で試合をすれば選手だっていつも以上の力が出るんだろうな、
と思いました。

あれだけの観客の前で活躍できたらそれはめちゃくちゃ気持ち良いだろうし、
アウェーだとしたら、あれだけの観客を黙らせるプレーをしたら本当に気持ちいいだろうな、
と思いました。
選手たちはその快感を得るために良い試合をするだろうし、
もっとうまくなりたいと思うでしょうね。

Jリーグの試合だと、試合を通してずっと応援をしてくれますが、
その分、良いプレーをした時やゴールを決めた時の興奮がそれほど高まらない気がします。

それに対して海外の試合を見ていると、何もない時はそれほど大きな声で応援はしませんが
ここぞという時の爆発力はすごいですよね。
私もあれを味わうために、もう一度アメリカのプロスポーツの試合か、
ヨーロッパのサッカーの試合を見に行きたいと思っています。

試合の雰囲気を作るのは観客の力は間違いなく大きいです。
試合を盛り上げる観客が多いと良い試合が生まれる可能性は高まります。
良し試合をするために選手たちが努力するようになります。
そうやってその協議のレベルが上がっていくんだろうなと思うわけです。

プロの選手というのはお客さんを喜ばせてなんぼ、という世界ですよね。
他の記事で、高校野球はお客さんを喜ばせてなんぼ、
ということを書いていますが、お客さんを喜ばせるために選手は頑張る、
それを見たお客さんは喜ぶ、そして選手はさらに頑張る、
というような好循環が生まれれば、その競技はもっともっとよくなるはずです。

自分のためには頑張れない 誰かに喜んでほしい うちの次男は中学の野球部に所属しています。 本当に最初っから最後まで監督に怒鳴られ続けていますが中学野球はまだマシです...