仕事

頭が良いというのはこういう人のことですよね

こんにちは。かこかと申します。

最初に簡単な自己紹介をさせてください。

  • 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
    金属切削の製造技術歴 約20年
  • 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
  • インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級持ってます
  • 小さくてもいいからガッツポーズができる人生を目指しています
  • ふるさと納税のおすすめは愛知県碧南市の天津甘栗です

自己紹介 はじめまして ご訪問いただきましてありがとうございます。 自己紹介させていただきます。 出...

Twitterもやってます。

https://twitter.com/Shibakin_2019

 

今回も私の仕事での体験談を交えながら書籍の紹介をしたいと思います。

今回紹介したい本はこの本です。

地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」  細谷 功 著


 

私はこの著者が好きで、他の記事でも紹介させてもらっています。

本当に頭の良い人とは? これを読めばスッキリします今回は本の紹介をしたいと思います。 今回紹介する本はこちらです。 『具体⇔抽象トレーニング』 細谷 功 著 いやー、こ...

今回紹介させていただく本も非常に論理的でわかりやすく「頭の良さ」を説明してくれています。

では、行ってみましょう。

  1. 地頭力とは離れて考えること
  2. 頭が良い人はとっつきにくい

地頭力とは離れて考えること

この本の著者である細谷さんはたくさんの書籍を出されています。
私はまだ2冊しか読んだことがないのですが、どちらも非常に良書で、
自信を持って皆さんにお勧めできる本です。

皆さんが思い浮かべる「頭の良い人」というのはどういう人でしょうか?

学校の勉強ができる人?

みんなの前でスラスラと淀みなく説明できる人?

論理的に考えられる人?

明石家さんまのように頭の切り替えが早い人?

いろいろあると思いますが、本書では頭の良さを次の3つの力に分類しています。

  1. 記憶力(もの知り)
  2. 対人感性力(機転が利く)
  3. 考える力(地頭がいい)

この中でインターネットが発達している現代では、記憶力というのは相対的に価値が下がってきていると本書の中で書かれています。

カンニング力、などという言葉がありますが、確かに今はインターネットで調べればたいていのことはすぐに答えが出てきます。
インターネットがなかった時代においては記憶する力も価値があったのでしょうけど、記憶の力では人間はコンピュータに勝てません。

したがって、現代では記憶力よりは対人感性力と地頭力こそが価値を持つ時代であるわけです。

その中でも地頭力について本書では詳しく書かれているわけですが、地頭力をさらに3つの力に分類されています。

  1. 仮説思考力 『結論から』
  2. フレームワーク思考力 『全体から』
  3. 抽象化思考力 『単純に』

頭が良い人なあと思う人と、逆に、
何を言ってるんだこの人は?
と思わざるを得ない「ちょっと・・・」な人の言動をそれぞれ思い出してみてください。

最初は「結論から」。

ちょっと・・・な人の考え方はまず、自分の身の回りのことを基準として話を始めます。

私はこう思うから

こないだこう言っている人がいたから

これが困っているか

と言った具合ですね。

ですが、頭が良いなあと思う人は必ず結論から、つまり目的地から逆算して話を始めますよね。

私たちの目的はここです。

だからこうしないといけないのです。

その理由はこうです。

と言った具合です。

そうすれば聞く側の人は目的地がわかっているから安心して話を聞けるんですね。

次に「全体から」ですが、ちょっと・・・な人はどうしても視野が狭くなりがちです。

それがゆえに自分で経験したこと、自分が見たことがある世界でしか物事を考えることができません。

一方の頭が良いなあと思う人は、できるだけ客観的に物事を見ようとします。

その時に使われるのがフレームワークですね。

フレームワークというのはいろいろな場面であらかじめ決められているテンプレートのようなもので、マーケティングの世界で有名なPEST分析や3C、4Pなどがあります。

このフレームワークというのは昔からよく考えられて使われているので、網羅的に分析の切り口を準備してくれています。
ゆえに漏れやダブりがなく分析をすることができますし、客観的に物事を見ることができるんですね。

最後に「単純に」。

ちょっと・・・な人はいろんなことが心配になります。

あれはどうしよう?

こんなことが起きたらどうしよう?

と、影響が小さい瑣末な事柄や、起こる可能性が低い事象まで考えてしまうので、
一向に考えをまとめることができません。

それに対して頭が良いなあと思う人は、そのような瑣末なことはばっさり切り捨てます。

切り捨てるというと聞こえが悪いですが、それらの項目の共通点を見つけ、
考慮に入れるべき項目の数をどんどん減らしていきます。

よく会議でいろんな意見が飛び交って白熱してきた時に、
「要するにこういうことですよね」
という感じでホワイトボードに要点を書き出し、誰もがしっくりくるいくつかの要素にまとめる人っていますよね。

あれです、あれ。

おそらくあれを見て「この人頭が良いなあ・・・」と思わない人はいないでしょう。

まあ、うまくまとめられたら、の話ですが、確かにこういう人っていますよね。

本書の中では

地頭力というのはつまるところ、離れて考えることである

とまとめています。

つまり、自分が見える範囲、知っている範囲、経験したことがある範囲だけで考えずに、
自分から離れた遠いところから物事を観察すべきだ、ということだと私は思っています。

私も含めてですが、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?

頭が良い人はとっつきにくい

このように、地頭力を使って物事を合理的に考えられる人こそが頭の良い人と周りから認定されるのだと思います。
そこには記憶力はあまり関係ないので、必ずしもいわゆる高学歴でなくても頭が良い人と思われる人は存在します。

ですが、ここで大きな問題があります。

地頭力が良い人というのは取っつきにくいということです。

論理的で説明もうまい、言ってることもよくわかる。

すごいなあと思う反面、正論過ぎてついていけないことや、
言い方がきつくて感情的に受け入れられないことを言う人っていますよね。

こういう人とはいくら言っていることが正しくても付き合いきれない、というのが正直なところです。

本書でもこの地頭力ともう一つの大切な力である対人感性力は真逆の性質を持っている、と述べています。

この2つの力は相反するものであるため、一人の人が同時に持ち合わせるのが困難でもあるとも書かれています。

では、どうすればいいのでしょうか?

こんな難問にも答えを用意してくれています。
ここら辺がこの著者のすごいところです。

その答えとは

合理的に考えて、感情に訴えて行動する

ということですね。

人間関係を重視して出した結論というのは、本質をついていない場合が多いです。
いわゆる忖度というやつですが、玉虫色の答えになってしまうことが多いですよね。

だから、考える時はあくまでも合理的でないといけない。
地頭力が重要になります。

ですが、いくら合理的であっても人の賛同を得られないと動かすことはできない。

ゆえに、合理的に出した答えを感情に訴えかけないといけない、と本書では書かれています。

なるほどなー、と思いませんか?

確かに合理的な人って無表情だったり、しかめっ面をしているイメージってないですかね?

あるいは「俺が正しいんだから黙ってやればいいんだ」という高圧的な感じだったりもします。

私の周りにもこういう人、います。
すぐに何人かの顔が浮かんできますね。

それでは人を動かすことができないので、たとえば笑顔で話すとか、
ユーモアを交えて話すとか、熱く語りかけて感情に訴える、というような方法が有効になるわけです。

イヤな人であればいくら正しいことを言われても協力したくないですが、
好きな人からの無理なお願いだったら聞いてあげたくなりますよね?

そういう状態を目指すべきなんです。

もちろん、これは簡単なことではありません。

合理的な考えを持つ人からすれば、自分がおべっかを使っているような気がして、
気持ち悪いと感じることもあると思います。

ですが、やはり物事を動かすためには人の気持ちに寄り添う必要があるのは歴史を見れば明らかでしょう。

この2つの能力を兼ね備えた人こそが本当に頭の良い人であり、
リーダーとしてふさわしい人なんだと思いますし、
逆に言うと、いまだに記憶力が高い人がもてはやされている社会に違和感を感じてしまいます。

私の息子も受験勉強に精を出していますが、記憶力よりも大事なことがあるということを
この本をぜひ読んで理解してもらいたいと思います。

本当にこの本はおすすめな本です。
買ってほしくて言ってるわけではありません。
猛烈に良書なので、ぜひぜひ手に取って読んでみてください。

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