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配属ガチャ 社会人人生は配属でほぼ決まる?

こんにちは。かこかと申します。

最初に簡単な自己紹介をさせてください。

  • 大手企業の生産技術を研究/開発する部署の課長
    金属切削の製造技術歴 約20年
  • 上司と部下の人間関係を中心に仕事のことを書いています
  • インドネシア駐在経験あり。インドネシア語検定C級持ってます
  • 小さくてもいいからガッツポーズができる人生を目指しています
  • 最近よく食べるおやつはこれです。甘過ぎなくておいしいですよ


 

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Twitterもやってます。

https://twitter.com/Shibakin_2019

4月ももう終わろうとしていますが、新入社員のみなさんはそろそろ会社に慣れてきた頃でしょうか。

今我が家は外壁の塗装工事をやってもらっているのですが、
その会社にも新入社員が入られたらしく、現場見学のためにうちに来られていました。

こんにちは!!
と笑顔で挨拶してくれたので、こっちがドギマギしてしまいました。
もちろん、良い意味でですよ🤗

Baik, ayo mulai !! 🤩
(インドネシア語で、それでは始めましょう、の意味です😋)

もくじ

配属はどうやって決まる?

配属で社会人人生のほとんどが決まる

配属はどうやって決まる?

新入社員にとっての一番の関心事はどこに配属されるか、ということだと思います。

入社する前から配属先が決まっている会社もあるとは思いますが、
たいていの会社は入社後に決まると思います。

配属なんてどこでもいいよー

という人もいれば

絶対にここの部署で働きたい!!

と思っている人もいると思います。

私は後者、つまり絶対に働きたい部署がありました。

ですが、配属の結果、一番行きたくなかった工場に配属・・・

中学、高校、大学、大学院と10年以上も夢を描き続けていたのに・・・

あの日の帰り道の風景は今でも覚えています。

ところで、配属ってどうやって決まるのか、知ってる人っていますかね?

大学の専攻?

配属面談の結果?

それとも何かのコネ?

正直、私も本当のところはわかりません。

ですが、多少なりとも新入社員の人事に関わった経験から言うと、
大学の専攻、配属面談の結果はほぼ関係ないと思います。

まず、人事が各部門に対して人員配置の希望伺いがあります。

そして、各部門から希望の人数を伝えます。
そこには希望の人材、もっと簡単に言うと大学での専攻を書く欄がありますが、
おそらくそれはほぼ考慮に入れられないと思います。

まあ、いくら希望を叶えようと思ったところで、
思ったような専攻の人数を採れないというのもあると思いますので、
そこは仕方がないかなとも思います。

そしてそれを基に人事の方で最終的に配属の人員を決めていく形になるみたいです。

会社としてここの分野に力を入れたい、という思いもあると思うので
トップダウン的に人数分布は決まっていくと思います。

なので、私の感覚的には先述の配属希望伺いはほぼ関係ないと思います。

ちなみに、過去にその希望伺いに多めの人数を書いて提出したことがあります。
当時私が管理していた部署は本当に人手が不足していたので、
1年に複数人数を数年にわたって希望する形で提出しました。

すると、私の直属の上司、このブログでもちょくちょく出てくるパワハラ・ポンコツP部長ですが、
P部長に
こんなに人が来るわけないだろ~!!
と言われてしまいました。

過去の実績を見てもとうてい希望通りにはいかないだろうことはわかっていましたが、
本当に人が欲しかったので正直に書いたわけですが、
その姿勢が間抜けだと思われたみたいですね。

だったらこんな希望書かせるなよ、と思いますけどね😤

まとめると、

就職活動や配属面談での会話の内容、大学の専攻はほぼ無視され、
会社の都合を最重要視して配属が決められる

というのが実態ではないかと思います。

もちろん、会社によって違うと思いますよ。
ですが悲しいかな、それが日本の大部分の会社の現実だと思います。

ちなみに、インドネシアではもっと大学の専攻が重視されました。

採用面接も経験しましたが、自分が大学でどんなことを勉強してきてどんな経験があるか、
ということをまっすぐにアピールしてきました。

日本の環境に慣れてしまっていた私は、
そんなにアピールされても配属には関係ないんだけど・・・
と思ってしまいましたが、これが世界標準なんだろうなと感じさせられました。

と同時に、日本での大学教育というものがいろんな意味で軽視されているんだろうな、
ということを改めて感じました。

配属で社会人人生のほとんどが決まる

私は希望しない工場の製造技術に配属されたわけですが、
長年設計の仕事を希望していたので、簡単にあきらめるわけにはいきません。

いつかは希望の部署に転属してもらえると信じて働こう、今は経験を積む時だ、
と自分に言い聞かせていました。

当時、上司や先輩が厳しく、かつ、堪え性がない私は仕事をうまくこなせていませんでした。

いつかは・・・と信じて頑張ろうとしてはいましたが、
うまく働けないのは思ったような配属先で働くことができないからだ、
という感じで人のせいにしていたところも正直ありました。

いつかは違うところで働くんだから今が早く過ぎてほしい。

こんなことばかりを考えていました。

そんな時、ついにもう我慢が切れてしまって上司に転属を訴えました。
当時、入社して2年目くらいだったかな。

設計部署の課長とも話をする機会を設けてもらいましたが、
まだちょっと早すぎるから・・・
という理由で転属は認められませんでした。

恥ずかしながら・・・我慢できずに課長との面談中に立ちあがり、
トイレに駆け込んで泣きました。

大声で泣きたいのに当然泣けない。

声を必死で殺して・・・泣きましたね😭

その直後に優しい業者さんが納品に来てくれたのですが、
目が腫れてしまっててバレるんじゃないかと心配しました。

一切バレませんでしたけどね🤣

こんなことがありましたが、その後も異動の話はなく、
こうして20年近くも同じ職場、近くの職場、似たような職種で働いています。

私の会社だけかもしれませんが、特に工場関連の人は異動が少ないですね。
なので、私の会社ではほぼ最初の配属で社会人人生が決まってしまう感じです。

特に希望もせずに工場に配属された人に対する私からのアドバイスは

いつかは希望の部署に異動できるかもしれないと考えず、
とりあえず3年は我慢して・・・という周囲の根拠のないアドバイスに惑わされず、
とっとと自分がやりたいことができる会社に転職した方がいいよ

ということです。

ただ、私がそうだったように、我慢して続けたらそれはそれで面白い経験もできるかもしれない、
ということは付け加えておきます。

結局は運次第、自分の考え方次第だとは思うのですが、
やっぱり自分がやりたいことをやれるように動いた方が後で後悔する確率を減らせる、
と思います。

転職に関してはこの本がとても面白いと思います。


 

私は転職をしたことがありませんが、この本に書かれているような心境になることはありました。

その時にどう考えればいいのか。

そんな疑問に対してのヒントが書かれていると感じたので、
転職をするしないに関わらず、とても参考になる本だと思います。

未来の自分をシミュレーションするのに使ってみてはいかがでしょうか。

新入社員の皆さん、健闘を祈ります!!🤗

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